【事例】現代の科学技術で「消費者の行動」を“予測”できるか?《脳科学マーケティング 100の心理技術》

 

代の科学技術で「消費者の行動」を“予測”できるか?

答えは、YES。

 

スタンフォード大学とカーネギーメロン大学の合同研究で、この主張を裏付ける結果が出ました。。

 

「消費者」vs「脳科学」~購入行動を事前に“予測”できるか?~

たちには、これからこの装置内(FMRI)に入ってもらい、あるテストをしてもらう。」

ある場所の研究スペースに集められた被験者たち。

何も知らない彼らに“現金”が手渡された…

 

「今からいくつかの商品を用意する。その中で欲しいと思った商品は、今渡した現金で、自由に買って“持ち帰って”構わない。」

「ただし、実験中は“口には出さず”に、買いたいと思ったモノは、ただ頭で考えるだけにしておいてほしい。」

 

・・購入した商品は、持ち帰っても構わない・・

・・・限られた現金・・・

被験者たちは、実験とわかっていながらも、本気で提示される商品の品定めを始めた。。

 

【実験開始】さまざまな「種類」の商品が、目の前に置かれていく…

ーーいおい、さすがにこの商品に、この値段は少し高いだろ…パス。

ーーおっ…結構お得かも!?コレにしようかな。

……

被験者たちの頭の中では、こんな品定めが何度も繰り返されていた。

実際、提示される商品の値段は、適正価格のものもあれば、商品に対して高額なモノ、お得なモノ…など、さまざまだった。

 

被験者たちは悩みながらも、提示される商品の中で、自分が今1番欲しいモノを頭の中で選別していく…

(もちろん、研究中はずっと、被験者たちの“脳波”は測定され続けていた。)

 

・・・・・・・・・

 

そして、すべての被験者の実験が終了した。。

 

【結果】「被験者の購入意思」と「脳スキャン予測」を比較すると…

験後に、被験者たちに、こんなアンケート取った。

どの商品を買おうと思いましたか?

…被験者たちは、それぞれ正直に答え、商品を受け取った。

 

その後、被験者たちには帰ってもらい、測定し続けた脳スキャンのデータ被験者の答え比べ合わせた。

すると…

↓↓

んと、「被験者が購入しようと思った商品」を、“脳スキャンがすべて予測”し、ピッタリと当てていたのだ。。

 

「消費者の行動」は脳科学で“予測”できる!

の研究結果が発表された後、

カーネギーメロン大学のジョージ・ローウェインスタイン教授は、こう結論付けています。

⇒「消費者の行動は十分“予測”可能だ。」と。。

 

もしも、「脳科学」を現代ビジネスに取り入れたら?

の科学が進んでるって言ったって、まだ脳の解明はされてないんでしょ?」

…確かにそうかもしれません。

ですが、解明されている部分があるのも確かです。

 

そして、その解明された研究を元に、ビジネスに活用し、結果を出している一部の企業がいるのも事実なのです。

 

つまり、「脳科学」と「マーケティング」を組み合わせる…

↓↓

そんなビジネス手法を『ニューロ・マーケティング』と言います。。

 

『ニューロ・マーケティング』とは?

ューロ・マーケティング』とは一言で表すと、

「脳科学」を、いかにビジネスで活用するか?

というポイントに絞って研究が進められている分野です。

(※「ニューロ」とは、神経という意味。)

 

ただ、科学研究…と言っても、単なる××理論だけで役に立たない“机上の空論”のようなものではありません××

現実のビジネス世界で使える「実用的・実践的」という点が重視されている手法です。

 

【事例】「ニューロ・マーケティング」を活用して成功した企業…

事実、ニューロ・マーケティングの手法を取り入れて、ビジネスで成果を収めている企業はいくつもあります。

 

例えば…↓↓

✓「料金制度」の改善を…

→「AOL」という大手インターネットサービス会社をご存知でしょうか?

実はここでは、以前まで時間単位の料金制度でサービスを提供していたのですが、“脳科学を意識した料金体系”に切り替えたことで、加入者が急増しました。

 

✓「おとり商品」の用意を…

→ウィリアムズソノマ社という小売業者では、初め27500円という価格でパン焼き器を売り出していました。(※1ドル=100円換算)

ですが、売れ行きが好ましくありませんでした…

そこで、脳科学の視点から、“ある価格帯の「おとり商品」”を同じ製品ラインに追加したところ、パン焼き器の売り上げが倍増しました。

 

✓「商品の種類を減らす…

→世界最大のスーパーマーケットであるウォルマートは、陳列されたバターの種類を2つ減らしたところ、このカテゴリーの売り上げがアップしました。

→プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)という小売店は、スキンケア商品の種類を削ったところ、売り上げが倍加しました。

(もちろん、どちらも「脳科学」的観点から、改善を図った事例です。)

…などなど、成功例を挙げればキリがありませんが、

要するに、一部の企業では、すでに「脳科学+マーケティング」の手法を取り入れ、結果を出しているという事実があるのです。

 

だからこそ、これからの時代、ビジネス市場で戦っていくためには、「脳科学」を意識した“ニューロ・マーケティング”が必要不可欠ということです。。

 

でも、「脳科学」なんて学んでる暇がない…

科学を、ビジネスで活用できることはわかった!」

「でも、脳科学の知識を一から学んでる暇なんてないよ…」

……

そうですよね。現代のビジネスパーソンは、時間に追われる毎日です。

「脳科学」知識を土台から学ぼうと思ったら、今の仕事をストップするしかありません。。

 

では、どうするか?

↓↓

「ニューロ・マーケティング」を活用するための《2つの方法》

すぐ「ニューロ・マーケティング』を、自分のビジネスに取り入れるための方法は、2つあります。

 

1つは、その分野の知識を身につけた専門家を雇うこと。

豊富な資金があれば、それが懸命でしょう。

ですが、大企業でない限り、そんなことは厳しいはずです。

は、もう1つの選択肢。

それは、「ニューロ・マーケティング」の活用方法が載っている本を読むことです。

(もちろん、脳科学初心者でもわかりやすく解説されていて、事例も載っている…)

つまり、“すぐに自分のビジネスに取り入れられる”形で、アイデアが詰め込まれている本

実は、そんな一冊があります。

それが「脳科学マーケティング 100の心理技術」という本です。。

 

『脳科学マーケティング 100の心理技術』【レビュー・評価】

科学マーケティング 100の心理技術』では、

実践的実用的”をコンセプトに、「脳科学の知識・技術を、いかにビジネスで活用するか?

という観点で、豊富なビジネスアイデアが紹介されています。

 

また、信頼のおける研究データが簡潔に示され、その活用方法事例をまじえて解説されているので、

「脳科学のことなんて、あんまりわからないよ…」という“初心者”でも、自分のビジネスに活用しやすいんですね(^^♪

 

なので、もしあなたが、「消費者の行動を予測しながら、戦略的にビジネスを展開したい!」という思いがあるならば、

ぜひ「脳科学+マーケティング」というビジネス手法が詰まった、この一冊を手に取ってみてください。。

 

P.S.『脳科学マーケティング 100の心理技術』の内容について、もっと詳しく知りたい方は、下の関連記事から要約レビューをご覧になってみてください↓↓

【vs大企業】の『脳科学マーケティング 100の心理技術』【レビュー・評価・口コミ】

2019年7月29日