「記事タイトルを読む人は本文を読む人の5倍いる。」
こんな言葉を聞いたことはありませんか?
私がコピーライティングの勉強をし始めた頃、
アメリカのプロのセールスコピーライターがやっているという
「“効果的な”記事タイトルの見極め方法」を学びました。
(これは、アメリカのセールスコピーライターの間では有名ですが、日本では知っている人はそこまで少ないでしょう。その教材費は約5万700円で売られていたようですが、それでも評価されている価値のあるものです)
ネットでブログなどを書く場合は、
記事タイトルと言った方がわかりやすいですが、
コピーライティングの世界では、“ヘッドライン”と呼ばれるものです。
今回は、そのアメリカのプロのコピーライターが指標としている、
「記事タイトルが“効果的か”の見極め方法」を共有していきます。
良かったらあなたのタイトル付けの参考にしてみてください(^^♪
(もちろん売られているので、そのまま載せることはできないし、そもそも英語です。わかりやすい表現で紹介していきます。。)
【4点中3点以上で合格!】“効果的な”記事タイトルの見極め方
この【アメリカ式】の「記事タイトル見極め方法」は、
4つのポイントをチェックします。
そして、その中から3つ満たしていれば合格。
つまり、4点満点で3点以上なら良い記事タイトルだってことです。
本当に4つを満たしている記事タイトルはなかなかないので、
自分がいつもつけている記事タイトルでチェックしてみてください。
では紹介↓↓
読者にとって“得する”ことが伝わっているか?
「この記事を読むことで私にどんなメリットがあるの?」
…
記事タイトルでは、それを見たユーザーが“読むべき価値があるのか?”
をしっかり伝えなければいけません。
まぁ、これは意識してる人も多いかもしれません。
簡単な例をあげれば、
- 運動せずに痩せる方法
テキトーすぎますが、この記事タイトルを見た人は、
この記事を読めば、運動しないでも痩せる方法が知れるとわかりますよね。
運動すれば、痩せられるのは誰だって知っている。
でも、人間というのは怠け者です。
できれば、運動なんて頑張るダイエットはしたくない。
そんな感情を抱いている人には、こんなタイトルはその記事を見るべき1つの理由となります。
要は、記事タイトルから“この記事を読むことで得られるメリットがしっかり伝わっているか”ってことですね。。
“今すぐ”読まなきゃいけない理由はあるか?
「私が「今」あなたの記事を読まなきゃいけない理由はなんなの?」
ほとんどの人は、自分の興味のないものなどには見向きもしません。
そして、あなたの記事を読むよりも、もっと楽しいことに時間を使いたいのです。
だからこそ、“今読まなきゃいけない理由”を記事タイトルを目にした人に感じ取らせる必要があります。
「あっ…この記事読みたいかも…でもあっちも気になるな…とりあえず“この記事はお気に入りに入れてあとで読もう…”」
…これじゃダメなんです!
気になるかも…と思わせたら、次は絶対に“今すぐ”読ませなきゃいけない理由を作るのが大切です。
……どうすれば、“今すぐ”が作れるでしょうか?
それは、我々が試行錯誤して考えなければいけないところなので、
(答えはない!)
ですが、コピーライティング的に効果のある一例を共有しておきます↓↓
☑「時間制限」をつける
3日間限定!
100名様限定!
っといった感じで、「今読まなければ“次はない!”」
と思わせるような手法です。
この時間制限付きタイトルは、ただブログ記事を書いている人には、なかなか難しいかもしれません。
ただ、もしあなたの記事で、「時間制限」をつけられる理由があれば、
“今すぐ読まなきゃいけない理由”ができるので、とても効果的な記事タイトルが出来上がります。
ターゲットをしっかり意識してこの“時間制限”の手法を使うととても効果的なので、
使える状況なら試してみた方が良いです。。
☑ターゲットの感情を刺激しまくる
「友達にバカにされたくない…」
「仕事を辞めたい…」
「もっと綺麗になりたい…」
恥ずかしい…逃げたい…褒められたい…
人間にはたくさんの感情があります。
そして、感情というものは、どんな人間であれ、切っても切り離せないものです。
「○○したい…」
この感情を刺激することで、“今すぐ”読ませる理由を作ることができます。
重要なのは、そのターゲットユーザーの感情を“がっつり刺激”してあげること。
絶対に遠慮してはいけない!
私も初めの頃は、自信がないので遠慮してタイトルをつけていたところがありました。
ですが…
それでは、誰にも読んでもらえません。
タイトルで引きつけなければ、
その記事を読んで、「ムカつく…」だとか、「面白い…」などの感情すら抱いてもらえないのです(-.-)
あくまで記事タイトルは、「その記事を読みたいと思わせること」が重要なのです。。
“具体的すぎる”タイトルか?
「なんかこの記事タイトル胡散臭い…」
こう思われたら絶対に、その人にはクリックしてもらえません。
記事タイトルでは、その記事が“本物”であることを伝えなければいけないのです。
その時に、信頼性を持たせる役立つ記事タイトルのつけ方が、「具体的すぎる」タイトル付けです。
例えば…
・1か月で10キロ痩せる方法
より
・33日間で10.8キロ痩せた方法
のほうが、「具体的すぎる」タイトルになっているのが、感じ取ってもらえるでしょう。
なんで1カ月じゃなくて33日間?
なんで10キロじゃなくて、10.8キロ?
少し気になる点を作れば、見た人は好奇心が湧きます。
しかも読んでるほうは、具体的すぎると、なんだか信憑性が高く感じるのです。
そして、とりあえず、その記事を手に取ってもらえるチャンスができる。
あくまでも1例ですが、コピーライティングではこのような手法がよく使われています。。
他と“違い(独自のポイント)”はあるか?
「えっ!?ウソ…そうだったの!?」
どんな人でも自分が今まで思い込んでいた事実と“違う”事実を突きつけられれば、その内容に興味が湧くものです。
そして、その記事を見る理由にも繋がります。
これは、その時代やそのターゲット客が、常にどんな感情を意識しているかをしっかり把握する必要があります。
人によって、生きてきた時代も違ければ、住んでいた場所も違う。
なので、常日頃抱いている感情や思い込んでいる情報はそれぞれ違うのです。
そのターゲットの“思い込みを突く!”
ターゲット客の心を見事にびっくりさせるような驚きを与えられれば、
その人はあなたの記事を見ずにはいられなくなります。。
あなたの記事タイトルは“何点”だったか?
- 読者が“得られる情報”が伝わっているタイトルか?
- “今すぐ”読まなければいけない理由があるタイトルか?
- “具体的すぎる”タイトルか?
- 他と“違い(独自のポイント)”がはっきりしているタイトルか?
私がアメリカのセールスコピーライティング教材で学んだのは、
この指標で4点満点中3点以上なら良いヘッドライン(記事タイトル)ということです。
そして、SEOなども意識するならば、検索キーワードやもうまく盛り込まなければいけません。
さらに、文字数だって意識する必要もでてくる。
そんな中で、今回の【アメリカ式】の記事タイトルの指標で4点満点を取るのは、なかなか難しいかもしれません。
(そもそも、普通のセールスレターだって、4点満点は難しいと言われているのです。)
今回紹介した、「記事タイトル(ヘッドライン)の効果的なつけ方」は、
コピーライティングの本場、アメリカで使われているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか(/・ω・)/