翻訳が悪いのは事実…「クロージングの心理技術21 お客を決断させるセールスの化学」【口コミ・レビュー・評価】

 

っ、翻訳が微妙…(-_-;)」

Amanonレビューにもちょこちょこありましたが、

ダイレクト出版の本って、書いてある内容自体は参考になるんですが、翻訳の仕方は微妙なんですよね。

まぁ、出版社としては、まだまだ日が浅いのもあるんで、徐々に良くなっては来てると思うんですが…

 

でもですね、別にレビューで言われてるほど“読めないレベルではない”んですよ。

(たぶん、悪いレビューを見て、それに同調して一緒になって騒ぎ立ててるところも大きいのかなって…、1人が口火を切ると、それにのっかってみんなで一斉になって批判するって、アレですw)

 

テクニックは興味深い…「クロージングの心理技術21 お客を決断させるセールスの化学」【評価・感想・レビュー】

おそらく、これまでまったく本を読んだことがない人なら、途中で読むのを諦めてしまうかもしれませんが、

そうでないのなら(特に、“消費者の心理学”を本気で学びたいと思ってる人なら)、

「クロージングの心理技術21 お客を決断させるセールスの化学」は、結構面白い内容だと思うんですよね( 一一)

 

というのも、「クロージングの心理技術21」の内容は、

消費者心理学テクニックはもちろん、それに対応する“具体例”も示してくれているのです。

(「アメリカの事例じゃないか!」とかってレビューもあるんですが、それはナンセンスですね。どの本でもですが、丸パクリできるアイデアなんてそうそうないですし、少し応用すれば、いくらでも活用できます。)

 

まぁ確かに翻訳は微妙ですので、購入を後押しするつもりはありませんが、

いろいろとセールスの勉強になったのも確かなので、

アメリカで結果を出している広告業界の権威ドルー・エリック・ホイットマンが語る消費者心理学を学び、その手法を日本でも活用していきたい!と考えている方は、

僕自身が参考になった内容をいくつかまとめてみましたので、ぜひ検討材料の1つにしてみてください(^^♪

 

著者」について…

「クロージングの心理技術21」の著者であるドルー・エリック・ホイットマンについての情報は、こちらのページに書いてある内容を参考にしてみてください。

 

「クロージングの心理技術21 お客を決断させるセールスの化学」で吸収すべきキーポイント!【内容・要約】

まず、「クロージングの心理技術21」では、

“クロージング力(成約率)が高さ”に結びつくであろう、「生命の8つの力(LF8)」について学べます。

 

この「生命の8つの力(LF8)」とは、

人間誰しもが持っているもの(先天的欲求)で、生まれた時から脳の中に組み込まれているものだと言います。

「クロージングの心理技術21」

どうあがいても、人はLF8(生命の8つの力)から逃れることはできない

⇒そして、人は、この「生命の8つの力(LF8)」を刺激されるほど、脳は自然と購買行動へと移っていくというのです。。

 

人が何かを買う時、「生命の8つの力(LF8)」のどれかが“必ず”働く!

✓何でもいいので、商品を買った時のことを思い出してみてください。。

次に挙げる“8つの欲求”を見て、商品を買った時の感情が、どれにも当てはまらないと言い切れるでしょうか?

(自分の感情を深く“正直に”探ってみてください…)

⇓⇓⇓⇓⇓

生命の8つの力(LF8)

①生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。

②食べ物、飲み物を味わいたい。

③恐怖、痛み、危険を免れたい。

④性的に交わりたい。

⑤快適に暮らしたい。

⑥他人に優り、世の中に後れを取りたくない。

⑦愛する人を気遣い、守りたい。

⑧社会的に認められたい。

どうでしょうか?

著者ドルー・エリック・ホイットマンは、

人が何かを買う時の根源感情を探っていけば、必ずこれらどれかの欲求に当てはまるだろうと言っています。

……

まぁ、それもそのはずですよね。

これらの欲求は、人によって変わる“後天的欲求”ではなく、誰しも生まれた時から持ち合わせている“先天的欲求なのですから。。

 

人を購入まで導くには、「先天的欲求」を理解することが必要不可欠!

簡単に言ってしまえば、

「クロージングの心理技術21」で学べる知識・スキルとは、

この人間に生まれつき備わっている“生命の8つの力(先天的欲求)”を理解し、刺激しながら、消費者を購買行動まで導くテクニックです。

 

なので、「人の心理を刺激するなんて、悪いことしてるみたいで嫌だ…」

なんて人には、向かない本ですね。

(まぁ、ビジネス心理学をあまりよく思っていない人でも、結局は、仕事をしている限り、多かれ少なかれ(知らぬ間にでも)人の心理を刺激しているんですがね…)

 

ただ、勘違いしてほしくないのは、

「クロージングの心理技術21」は、決して消費者心理学の悪い使い方を推奨しているわけではなく、結果を出しているセールスの現実を教えてるって感じです。

ですので、そんなセールスの現実と向き合い、消費者心理学の本当のところを学び活用していこうという心構えの人にはおすすめの本というわけです(/・ω・)/

 

「コレ使えるわ…」と感じた9つのポイント!「クロージングの心理技術21 お客を決断させるセールスの化学」【要約】

「クロージングの心理技術21」は、

本の名前の通り21項目に分けて、それぞれ解説されています。

(学べる内容は、もちろん21個以上ありましたがw)

 

もし本の購入を検討しているなら、覚えてほしいポイントの1つとして、“具体例(事例など)”がしっかり付いてるってことです。

それぞれの項目で、初めにその心理テクニックの解説があったあとに、具体的なセールストークなどを取り上げてさらに深く解説が進んでいきます

なので、「どう心理テクニックを使ったらいいかわからない…」って人でも、参考になる本ですね ^^)

 

ではここからは、私自身が「使えそうだな…」と思ったポイントについて、

いくつか挙げていきますので、ぜひ参考にしてみてください↓↓

 

✓セールストークの「言葉の選択」で迷っていませんか?なら、“VAKOG”という要素を意識して、売れるトークを構成しましょう。

⇒“VAKOG”を意識して「売る言葉の選択」をすることによって、言葉の“影響力”をフルに活かすことができます。

「クロージングの心理技術21」

人を動かして行動させるのでない限り、伝えるというのは単にしゃべっているというに過ぎない行為だ。

(※この内容は、「クロージングの心理技術21」のブレインスクリプト2の“言葉で訴える”の章で学べました。。)

 

✓競合よりもメリットがある!…なのに、なぜお客はあなたの商品を選ばないのか?

⇒これを知らないことには、どんなに流暢なセールストークができてもお客があなたの商品を買う可能性は低くなります

(※この内容の意味については、「クロージングの心理技術21」の複数の章にわたって学ぶことができます。。)

 

✓明らかにお客さんがつまらなそうな顔をしている…この現象は、消費者がたどる「5つのステージ」を理解していないことが原因です!

⇒これを知ることで、客ごとにすべき正しいセールストークがわかるので、不必要な説明をしなくて済みます。

お互い時間が節約できるので、自分にとっても相手にとっても有益です。

(※この内容は、「クロージングの心理技術21」のブレインスクリプト4の“TTMのススメ”の章で学べました。。)

 

✓お客様の信頼を得ることは大事ですよね?では、お客の“信頼”を得る「1番の近道」は?

⇒この原理を最大限利用しているかがセールス成功の“カギ”です。。

「クロージングの心理技術21」

“信用獲得”というはなはだしく時間を食うこの障害レースーー何がどの見込み客に有効かがわからないミステリーを通り抜けられる近道はあるのだろうか?

答えはイエスだ。信用を築くためのある方式がある。

(※この内容は、「クロージングの心理技術21」のブレインスクリプト5の“社会的証明”の章で学べました。。)

 

✓恐怖の感情の“正しい使い方”を知っていますか?「恐怖の箱」を作り出す4つのステップ!

⇒恐怖の感情を使って正しくアピールすれば、効果的ですが、使い方を間違えると

「クロージングの心理技術21」

恐怖を効果的に呼び起こすには、この4つのステップすべてが必要だということを注意してほしい。

この4つのステップを知り、うまく活用することで、

“効果的な恐怖のセールスメッセージ”である「恐怖の箱」を作り出すことができると言います。

(※この内容は、「クロージングの心理技術21」のブレインスクリプト6の“恐怖”の章で学べました。。)

 

✓消費者が買う決断をする時、「2つの思考タイプ」があるのをご存知ですか?

⇒どちらの思考プロセスを刺激すべきかは、あなたの売っている商品のタイプや見込み客の状態によって決まります。

「クロージングの心理技術21」

重要なのは、あなたの製品やサービスにはどのタイプの売り方が求められるかを、複雑な思考プロセスを経たうえで決めるということだ。

多くの消費者の「それ買います」スイッチをオンにし、しかるべくセールストークを組み立てるために。

(※この内容は、「クロージングの心理技術21」のブレインスクリプト8の“キューに注目”の章で学べました。。)

 

✓消費者を商品購入へと導く「5つのステップ」!

⇒この“5つのステップ”こそ、最大限の反応が得られる広告業界の実証済み要素だと言います。

「クロージングの心理技術21」

基本的な5つの段階を踏むこの手法に従うことで、まとまりないセールストークを、きちんと構成し、論理的に提示するセールストークに変えることができる。

(※この内容は、「クロージングの心理技術21」のブレインスクリプト17の“メッセージの整理”の章で学べました。。)

 

✓重要なポイントを“より素早く理解”してもらう「重複」術!

⇒お客さんは思った以上に、あなたの話を聞いていません!ですが、この手法を活用することで、重要なポイントをより素早く理解してもらうことができます。

「クロージングの心理技術21」

カギになるのは、重複的で、かつ感情に訴えるメッセージを持ったスクリプトを作り上げるということだ。

(※この内容は、「クロージングの心理技術21」のブレインスクリプト19の“重複”の章で学べました。。)

 

✓なぜ、“競合と比べて劣っている点(欠点)”を話すことが大切なのか?

⇒この自社の商品の欠点を正直に明かすことこそが、“信頼獲得”に繋がる効果的な方法です。

「クロージングの心理技術21」

正直であるというのは(商品の)悪口を言うのとは違うということだ。

ただ、この“欠点(デメリット)を明かす”手法には、しっかりポイントを抑え、コントロールする必要があると言います。

ほとんどの企業がこの“自社の欠点”を明かす手法を正しく利用していないのです。。

(※この内容は、「クロージングの心理技術21」のブレインスクリプト20の“欠点を表に出す”の章で学べました。。)

 


などなど、「クロージングの心理技術21」で学べる内容は、もちろんこれだけではありませんが、

今回紹介した以外にも多くの“消費者心理学”について学べる本になっていました。。

 

消費者心理学の「テクニック解説+具体例(事例)」が詰まった1冊…

まとめると、、

「クロージングの心理技術21 お客を決断させるセールスの化学」は、

消費者を商品購入まで導くために必要な「テクニック解説とそれを活用する具体例(事例)」が詰まった本です。

 

ですので、もし今まであまり消費者心理学などを学んだことがない場合でも、

心理テクニックを知るだけでなく、具体例を参考にしながら活用するまで、読み込むことのできる本でもあります。

なので、もしこれから、新たにビジネス心理学の知識を自分の仕事を活用していきたいと考えている方は、この本を手に取ってみるのもいいかと思います。

 

いろんなレビューがあるかとは思いますが、

まずは自分の目で確かめる!

それが1番かと思います(^^♪

どうせ、微妙だと思ったら、特に返金理由を聞かれることもない全額返金保証ついてますので。。(←僕が前に別の本で一度返金使ったことあるんでw)

 

ちなみに、「先天的欲求」以外にも「9つの後天的欲求」についても学べました。。

ちなみに、「クロージングの心理技術21」では、

今回紹介した“先天的欲求”の力についてだけでなく、“後天的”に身につける欲求についても学べました。

 

「後天的欲求」は、9つ挙げられているのですが、

その内容が参考になったのはもちろん、

先天的と後天的欲求の2つの違いを学ぶことで、どうセールスを組み立てれば効果的になるのかがわかってきました。

 

もし「クロージングの心理技術21」を読む場合は、後天的欲求にも注意して読み進めてみることをおすすめします(^^♪

この本についてさらに詳しい情報を知りたい方はこちらを参考にしてください(^^)