現代におけるビジネスの“差別化”とはなんでしょうか？
価格？性能？サービス？
…いいえ、どれも違います。
私はこの答えを見つけるまでに、少し時間が掛かりました。
そして、その答えを頭だけではなく、体で感じるレベルで理解してから、
少しずつ私のビジネスが上向き始めたのです。。
“差別化”のヒントをくれた億万長者…
たぶん、あなたもでしょうが、私たち起業家（社長）は、
これまでの成功者や億万長者の意見を参考にして、迷いながら突き進んでいきますよね。
そして、私がビジネスの学びを得る億万長者の1人にダン・ケネディという人物がいます。
ダン・ケネディは自身も億万長者ですが、
彼は「億万長者メーカー」とも呼ばれています。
つまり、今まで、多くの人を億万長者へと導いてきたのです。
彼の本なり、話を聞けば人柄がわかりますが、
なかなか攻撃的な物言いをするので、好き嫌いが分かれる億万長者でしょう。
ですが、ダン・ケネディは、間違いなく億万長者であり、億万長者メーカーなのです。
起業家（社長）にとって、
ダン・ケネディが主張するポジショニング戦略（差別化）は、
“競合を脅かすポジショニング”を作るために必要な知恵となるのは間違いありません。。
で、そんな億万長者がことあるごとに、強く強調して主張している言葉がある。
「ビジネスで差別化を図りたいなら、他より“少しマシ”なサービスを提供している場合ではありません。ポジショニングとは、ターゲットを“ものすごく具体的”に決めることです。」
ここで、ポイントが２つほどあります。。
“少しマシ”なサービスとは？
これは冒頭でも少し話しましたが、
「競合より少しだけ価格が安い」
だとか
「競合より少しだけ性能が良い」
といったことです。
いろんな会社を見ていれば感じると思いますが、
ほとんどの企業が、この“少しマシ”なサービスで、自社のポジショニングを得ようとしているのです。
今の時代は、そんなことをしていても見込み客（ターゲット）の興味は引けないよ！
ポジショニングが弱いよ！
とダン・ケネディは言っています。
こんなことをしていたら、文字通り、イタチごっこなのです。
競合が性能を上げたら…商品価格を下げたら…
たちまちあなたのお客さんは、競合他社へと流れていってしまうでしょう。。
じゃあ、何をしたらいいのか？
それが…
“ものすごく具体的”にターゲットを決める
「もしあなたの会社が、競合と“取り替えられる存在”であったなら、ポジショニングが弱いということです」
……
もし、先ほどの“少しマシなサービス”ならば、
競合も簡単に真似ができるので、取り替えられる存在になってしまうのです。
しかし、見込み客（ターゲット）を“ものすごく具体的”に決めていれば、
あなたの会社じゃなきゃダメな理由ができます。
その市場にどんな競合が現れようと、
見込み客（ターゲット）は、あなたを選択せざるをえなくなるのです。。
【戦略】どうやって“具体的なポジショニング”を作るのか？
「ある特定の人の強い共感を呼び、それ以外の人には強い嫌悪感を抱かせるようなポジションでなければならない。」
これが、競合他社との違いや差別化を図るヒントであり、強力なポジショニングを作るのに必須であると言います。。
ダン・ケネディは、アメリカでは超有名なセールスコピーライターでもありますが、
ダン・ケネディが書く広告は確かに、
常にある特定の人の強い共感を集め、ある特定の人には嫌悪感を抱かせるような書き方をしています。
そして、それらの広告を打ち出した企業は、
今も、競合では取り替えられないポジショニングを持っているのです。。
億万長者の「ポジショニング戦略」を学びたいならば…【ダン・ケネディ】
もしあなたが、競合他社と違いや差別化などの作り方がわからない…
というのであれば、ぜひ「ダン・ケネディの語るポジショニング戦略」を学んでみてください。
きっとあなたの会社は、競合が入り込む余地のない“強いポジショニング”が確立することでしょう。。
