「世間の成功起業家のイメージと私自身の成功経験とが一致しないのだ…」
年商100億円規模を2社、10億規模の企業を10社以上築き上げてきた経験を持つ起業家、マイケル・マスターソンがこんなことを口に出した。
…
彼によると、「金持ち父さん貧乏父さん」などの世界的にも大ベストセラーにもなったビジネス著書の実現性には怪しいものがあるといいます。
というのも、こういった著者たちは、ビジネス本では成功を収めたものの、実際の起業での成功経験は、わずか…もしくはないに等しいものだからです。
なので、いくつもの企業を数億~数百億規模へと成長させてきたマイケル・マスターソンにとっては、内容の実現性に少し違いを感じるのも無理はありません。
ではいったい、どんなタイプが“成功する起業家の資質”を兼ね備えているというのでしょうか?
起業家で成功収めた2タイプ…

世の中には、大きく分けて2種類の起業家タイプがいます。
1つは、リスクを恐れず勇猛果敢に何事にも挑戦する、いわゆる世間一般に広まっているTHEリーダー!のような起業家タイプ。
もう1つは、日々不安を抱えながらビクビクと一歩一歩着実に歩みを進めていく、とても臆病で慎重な起業家タイプ。
こんな2タイプがいるわけですが、マイケル・マスターソンの経験によると、周りで成功した起業家の多くは、驚くことに、2つ目の臆病な起業家タイプが圧倒的に多いといいます↓↓
つまり、世間一般の頭の中で描かれている成功する起業家像と、実際に起業で成功を収めることが多い起業家タイプは大きく異なるということ。。
あなたが「臆病な起業家タイプ」か見極める5つ質問!

マイケル・マスターソン著書の「臆病者のための科学的起業法」では、あなたが臆病な起業家としての資質があるか見極める5つの質問が用意されていました。(本書P-43~)
もしあなたが、自分が臆病な性格であると自覚しているなら、ぜひ次の5つの質問にYESかNOかで答えてみてください↓↓
- お金を無駄にするようなリスクは絶対にイヤだ。
- 仕事を辞めて全財産を危険にさらすなんて考えられない。
- フリーになって自分でビジネスを始めるのは魅力的だが、うまくできるかわからない。
- 自分の行動に責任を取るのは当然だが、間違いを人に知られるのはイヤだ。
- ときどき素晴らしいアイデアを思いつくが、どうしたらいいのかわからない。
…
もしあなたがこれらの5つの質問のほとんどにYESと答えられたなら、マイケル・マスターソンと同じく、リスクをしっかり見極めながら、成功を収める資質を持った臆病な起業家タイプと言えるでしょう。
そして、これから紹介する「臆病者のための科学的起業法」の内容は、そんな不安を抱えながら着実に成功を築き上げたい人のための本です。。
慎重さがあるからこそ、成功の確率がアップすると私は声を大にして言いたい。愚かな過ちを犯さなくて済むからだ。安全性、秩序、規則性を好む自分の性格を認めてあげよう。(P-44)
一言で要約すると、どんな内容なのか?「臆病者のための科学的起業法」

ここからは、「臆病者のための科学的起業法」を読むことで学べる内容について少し紹介していきます。
まず、この本の主題を一言で要約するなら…↓↓
⇒不安だと感じる行動を一切起こさずに、いかにして収益性の高い優れたビジネスを築き上げるか?
ということを中心ポイントとして、ビジネス起業に役立つ内容がさまざまな観点から解説されています。
なので、もしあなたが自分を“臆病な性格”を自覚していて、ビジネスでの成功を望んでいるなら、この本は参考になることでしょう。。
「臆病者のための科学的起業法」で学べる3つのポイント!【評価・レビュー】

では先ほどの要約ポイントを踏まえ、もう少し詳しく「臆病者のための科学的起業法」を読むことで学べるポイントを解説していきます↓↓
①起業への「不安・恐怖心」には、どう対処し打ち勝つべきか?

まず、「臆病者のための科学的起業法」では、
⇒起業する時の“不安や恐怖心との向き合い方”について学べます。
臆病な起業家タイプのあなたならわかると思いますが、
我々のようなタイプは、人一倍、失敗に対する恐れを感じてしまい、どうしても起業一歩手前で、尻込みしてしまいます。
この本では、同じ臆病な性格でありながら、いくつもの起業を成功させてきたマイケル・マスターソンが、起業への不安がやわらぐようなマインドセットを教えてくれます。
実際、マイケル・マスターソンも臆病な自分と何度も戦ってきたようです…↓↓
投資関連のニュースレターを創刊しようと決めたとき、私は不安のあまり身がすくんだ。失敗が怖かっただけではない。絶対に失敗すると決めつけていたのだ。しかし、そのときもまた心配は無用であったことがわかった。(P-205~)
勝利者マインドを持たなくとも成功が可能であることは、私自身が実感していることだ。驚くべき成果を手に入れることは夢ではないのだ。
私がこうして話しているのは、読者のみなさんもまた、不安や恐怖にさいなまれているのではないかと思ったからだ。成功をおさめるために自らの姿勢を改める必要などないことを、ぜひわかっていただきたい。
私もかつては変わろうと努力した。本を読みあさり、ビデオやDVDを見まくった。学んだ成功哲学を車を運転しながら繰り返し唱えたり、鏡に向かって言い聞かせたりした。にもかかわらず、自分の考え方に変化はなかった。変わるのを待っていたら、いまだに待ち続けていただろう。(P-207~)
✓臆病な起業家の不安を解消する1番のルール!(P-49~)⇒これを知ることで、あなたが思い切って会社をやめる必要もないことがわかるでしょう。
✓「成功を収めた起業家は、どのようにビジネス知識を学んできたのだろう…」と疑問に思ったことはありませんか?⇒なら、P-51からの「ビジネスに精通するための3つのポイント!」を見ると、その答えがわかります。
✓「市場調査もして自分のビジネスアイデアにも自信がある…よし、起業しよう!」…ちょっと待った!⇒“事業をスタートさせる前にやるべき最も重要な仕事”を知らないうちに起業をするのは危険です!(P-56~)
また、多くの起業家の動機になっている「絶対にやってはいけない起業トップ5(P-59~)」を確認することで、自分の起業は無謀かどうかの判断基準にもなるので、ぜひ確認してみてください。
✓「起業しよう!」と思い立ったら、まずやるべき3つの行動!(P-75~)⇒本書で、この3つに関して詳しく取り上げられていますが、要するに、“自分のアイデアを現実的に成功させるためには、まずどんな行動を取るべきか?”を知ることができます。
✓「メンター探し」に悩んではいませんか?⇒なら、P-81から「どうやってメンターを見つけるのか」の解説が役に立ちます。私自身も初め、メンターがいない…見つからないことに悩んでいましたが、これを読むことで、メンターの基準が明確になりました。
②ビジネスアイデアを形にする「組み立て」手順!

続いて、「臆病者のための科学的起業法」では、
⇒起業を着実に成功させるために、何を学び、どんな手順でビジネスを組み立てていくか?を学べます。
せっかく、起業の決意が固まっても、ビジネス成功のために何をすべきか?が分からなければ、行動しようがありませんよね。
この本では、臆病な性格の起業家タイプが、ゆっくりと着実に収益性の高いビジネスを築いていくためにするべき手順を知ることができます。
チャプター3のP-60あたりから、「土台を作る6つの戦略的選択」というのがあります。
これは、参入分野の選び方の基準であったり、商品・サービスの選定、販売手法…などなど、
起業の失敗をできるだけ避けるために、著者マイケル・マスターソン自身が、ビジネスの土台構築のために必ずやっていることを学ぶことができるんです。
なので、あなたがもし今現在、起業したいが、何に取り組むべきかに悩んでいたり、自分がこれから取り組むビジネスが成功するかどうかに不安を抱えていたりするなら、このビジネス構築方法は、不安な気持ちを取り除く手助けとなることでしょう。
また、チャプター10(P-193~)からは、「ビジネスの組み立て手順」をさらにわかりやすく分解して解説してくれています。
つまり、「まず、これをして…次にこれに取り組んで…」といったように、今まで学んできたビジネス知識が整理されていくので、起業する時の迷いが少なくなる道しるべのような役割を担ってくれます。
③“起業後に必要になる”さまざまな戦略!(人材・マーケティング・販売・リーダーシップ…)

そして、「臆病者のための科学的起業法」では、
⇒起業後に、実際に取り組むことになる行動をいくつかに分けて、具体的な戦略を学ぶことができます。
例えば、人材探しであったり、販売手法、マーケティング、リーダーシップ…などなど、
ビジネス成功には避けては通れないポイントについて、臆病な性格の起業家は、どのように向き合い行動していくべきか?が学ぶことができます。
✓会社の成長を促進するために集めるべき「6人のキーパーソン」をご存知ですか?⇒この6タイプの適切な人材を雇うことで、より早く会社の成長ができ、ピンチの時も乗り越えられる可能性が高くなると言います。(P-96~)
✓「業界の第一人者」と知り合いたい時に、とるべき正しいアプローチとは?⇒この方法をとると、返事が来る確率や連絡のやり取りができる可能性がグンっと上がると言います。この具体的な手法については、P-106から解説されています。
✓「人に売り込んだり、セールスするのが苦手なんだけど…」⇒なら、P-127から≪ゼロから販売力を磨く方法≫をご覧になってみてください。これは、臆病なタイプに適してる上、低予算で効果的な販売戦略を展開することができます。
✓「自分の給料」はどのように計算すべき?⇒P-156から、その考え方や基準となる計算方法が解説されています。
✓なぜ、成長する企業のリーダーは、“チームワーク”を最重要視していないのか?⇒事実、企業のリーダーの大半は、チームプレーを得意としない人ばかりだそうです、その内容や「なら、ビジネスリーダーは何を優先すべきなのか?」については、チャプター9から詳しく解説されています。
などなど、ここまで紹介してきた内容は、「臆病者のための科学的起業法」で学べるほんの一部にすぎません。
まだまだ、臆病なタイプがビジネス起業で成功するために学ぶべき知識がたくさん詰まっていました(^^♪
【まとめ】「臆病者のための科学的起業法」【感想・口コミ】

最後にもう一度まとめると、この「臆病者のための科学的起業法」は、、
⇒不安だと感じる行動を一切起こさずに、いかにして収益性の高い優れたビジネスを築き上げるか?
という観点から、ビジネスを築き上げる方法がいくつも紹介されています。
それは先ほど述べてきたように、起業前の不安な気持ちを払拭させる方法であったり、失敗確率の低いビジネスの構築方法、人材・販売戦略などなど、ビジネス成功に必要なさまざまな知識です。
なので、自分を臆病なタイプだと自覚している人にはぴったりな起業法が載った本なんですね。
先ほど取り上げた臆病な起業家タイプ診断をもう一度載せておきます↓↓
- お金を無駄にするようなリスクは絶対にイヤだ。
- 仕事を辞めて全財産を危険にさらすなんて考えられない。
- フリーになって自分でビジネスを始めるのは魅力的だが、うまくできるかわからない。
- 自分の行動に責任を取るのは当然だが、間違いを人に知られるのはイヤだ。
- ときどき素晴らしいアイデアを思いつくが、どうしたらいいのかわからない。
…
もしあなたが、このほとんどにYESと答えられ、かつ起業での成功を望んでいるのなら、、
同じタイプであるマイケル・マスターソンの臆病者のための科学的起業法をぜひ読んでみてください。
きっとあなたの糧となるはずです。。
ダイレクト出版の「全額返金保証」について…【評判・評価】

「臆病者のための科学的起業法」の出版社でもある、ダイレクト出版について少し解説していきます。
ダイレクト出版では、この本に『全額返金保証』という購入者にリスクフリーの保証を付けています。
✓返金を決めるかは“じっくり読み込んでから”でOK!(90日間以内なので、どんなに読むのが遅くても心配ありません!)
✓「返金手続き」は“メール1本”でOK!(返金保証は、電話だけしか受け付けないってとこも多いですが、そんな恐怖を煽る方法は使ってません!)
✓「返金理由」をしつこく聞かれる心配なし!(申し出すると、脅し的な感じで理由を聞いてくる企業も多いですが、ダイレクト出版は、良い意味で結構ドライなのでこちら側としては助かりますw)
つまり、この本を読んでつまらないと思ったら、不安なくお金が全額戻ってくるということです。
なので、もしあなたが、「臆病者のための科学的起業法」に少しでも興味がある場合は、安心してこの本を試してみてください(^^♪
起業家として成功するには、どの程度のリスクを受け入れるべきか。
私は「ゼロ」と答えたい。大胆不敵な方法で成功した起業家1人に対し、一歩一歩おっかなびっくり歩みを進め、学び続けながら成功を勝ち取った起業家は10人ほどいる。(P-40~)