(…講演中…)
「皆さんの中で、“業務のマニュアル”を作っている方は、手を挙げていただけますか?」
週2時間労働の経営者サム・カーペンターは、観客にこんな質問をした。
…
しかし、手を挙げた経営者はその場に1人もいなかった。
講演後、サム・カーペンターはこう思った。
「だから、新しい会社の80%は5年以内に消えるのだ。。」
企業を1つの「マシン(機械)」にする…
あなたはこれまで、自分が長時間働かなくとも、勝手に「成長」と「安定」をもたらす会社を作り上げたいと思ったことはありませんか?
…
世の中には、そんな自動的に利益をもたらす「マシン(機械)」のような会社を作り上げている人がいます。
今回紹介する本の著者であるサム・カーペンターもその1人。
サム・カーペンターは、会社を自動化するために必要な要素の1つとして「業務マニュアル」を挙げています。
『社長の生産力を上げるシステム思考術』では、
業務マニュアルの作り方はもちろん、それ以外にもたくさんの“システム化(自動化)”に役立つ知識や方法が学べます(^^♪
もしあなたがこれまで1度でも、「自動的に利益を上げる“システム化”」に興味を抱いたことがあるのであれば、
ぜひ、この本を手に取ってみることをおすすめします。
きっと、これから“会社の自動化”の仕組みを構築する上での糧となることは間違いありません。。
【著者】サム・カーペンターって?《社長の生産力を上げるシステム思考術》
著者のサム・カーペンターは、アメリカ国内の電話応対サービスを主な業務とするセントラルという企業の経営者です。
彼は、もともとは「システム化」などとは程遠い、自分が働き続ける仕事の仕方を取っていました。
ですが、ボロボロになって、初めて「システム化」の重要性に気づいたそうです。
そして、「システム思考」を取り入れ始めてから、会社も自分の乱れた生活も上向き始めたと言います。
⇒“自分が働かなくても稼ぎ続け、「安定」と「成長」をもたらす会社”を作るにはどうしたらいいのか…?
…
そんな『自動化』のアイデアがこの本には詰まっています( ..)φ
【内容・要約】『社長の生産力を上げるシステム思考術』を構成する3つのポイント!
なぜ、この『社長の生産力を上げるシステム思考術』は、
これから「システム化(自動化)」を進めたいと考えている人にとって有益と言えるのでしょうか?
それは、この本が「組織・チーム」をシステム化する“一連の方法”が詰まっている一冊だからです。
①今までの“非効率的”な悪習慣を断ち切り、「システム思考」を頭に刻み込む!(理論・マインドセット)
②具体的な「システム戦略」を打ち出す!(実践・マニュアルの作り方)
③動き始めた「システムを管理・コントロール」する!(改善プロセス)
と大まかに言うとこんな流れですが、
「組織・チーム」以外にも、「自己システム」を改善するためのとても役に立つ情報も載っていました。
(ちなみに、この「自己システム」改善法も“システム思考”に基づいたパフォーマンス向上策です(^^♪)
なので、「組織・チーム」を効率的に管理したい、という考えの方はもちろん、
自己管理(セルフマネジメント)力もアップさせたいという方におすすめの本なんですね。
ではここからは、『社長の生産力を上げるシステム思考術』で学べるポイントを3つに分けて紹介していきましょう↓↓
①「システム思考」を頭に刻み込む!(理論・マインドセット)
まず『社長の生産力を上げるシステム思考術』では、
⇒「自己システム」の改善に取り組んでいくことになります。
というのも、
周り(組織・チーム)のシステム化を目指すのであれば、まずは自分自身が完全な「システム思考」に移行する必要があります。
周りを変えるには、まず自分から!というやつですね( ..)φ
何があなたの「システム化の“妨げ(障害)”」となるのか?
をはっきりさせ、
「システム化で成功した人の思考」を脳に刻み込んでいくというわけです。。
例えば、こんなことを学んでいきます↓↓
✓あなたは、自分の知的能力が“最大限引き出される時間帯”をご存知ですか?⇒もしまだ意識していないのであれば、ぜひ第19章で自分の「プライムタイム」を発掘し、その時間に“1番重要な仕事”を当ててください!あなたが、「朝型」でも「夜型」でも、きっと“仕事がはかどる”という感覚をコントロールできるようになるでしょう。(P-279~)
✓乱れた「自己システム」を改善させる“3つのメンテナンス方法”!(P-114~)
✓「自分の“自己管理”レベルはどのくらいだろうか…?」⇒P-154で「コグニティ・セルフコマンド」という自分のコントロール能力の高さを見極めるポイントをチェックしてください!
✓あなたは本当に「経営者」に向いてる?⇒どこかに勤める「仕事人」向きか、会社を経営する「事業者」向きか、を見極める“10の判断ポイント”!←もし1つでも当てはまるものがあるなら、あなたは「仕事人」向きです。(P-290~)
✓「自分がコントロールできるもの」と「できないもの」の簡単な見分け方!(P-52~)
✓【警告】「モグラ叩き」のように、ひたすら発生する問題を対処ばかりしていませんか?…それでは、必ずまた同じ問題が“再発”してしまいます!⇒勝てるはずのないゲームをやめて、問題を根本から断つ方法を学びましょう!(P-79~)
✓破滅するのはどっち?⇒「同時に問題を片付ける」vs「1つだけに集中する」(P-75~)
✓焦って、仕事スピードばかり出すことに気が取られていませんか?⇒P-245から「スローダウンのススメ」を見て、バランスの取り方、自分の欠点に目を向ける時間を取りましょう!
✓働き過ぎで、医者に【鬱(うつ)】だと診断された起業家が、立ち直るために行った「自己システム改善法」とは?(P-246~)
✓【最大の敵】グズグズと行動を“先延ばし”にしてしまう「優柔不断」な決断力のなさにウンザリしていませんか?⇒なら、第14章で、着実に成功へと近づく「11の静かな勇気」を学び、地味な一歩を踏み出しましょう!(P-233~)
✓熟睡できない?⇒なら、P-106から、不眠症だった著者が「健康的な睡眠」を取り戻した方法を学んでみてください。
✓日々のストレスや不安を抱えてませんか?⇒なら、P-115から著者が行う「ストレス緩和策15のリスト」をご覧になってみてください。きっと、あなたのストレスをやわらげるアイデアがいくつか見つかるはずです。
✓「近道」ばかり探して、目先の欲に目がくらんでいませんか?⇒「世の中のシステム」の仕組みを学び、正しい流れに沿って、人生を好転させる“自分のシステム”を築き上げましょう!
②具体的な「システム戦略」を打ち出す!(実践・マニュアルの作り方)
次に、『社長の生産力を上げるシステム思考術』では、
⇒「組織・チーム」をシステム化するための、具体的な“戦略・方法”を学んでいくことになります。
従業員たちを動かす「マニュアル作り」などを学んでいくわけですね。
これは、実際に著者が企業で使っているマニュアルが《実例》として示されているので、参考しながら、マニュアルを組み立てていくことができます。
(うまく機能しているマニュアルはもちろん、これから磨いていく初期段階の作りかけマニュアルも用意されているので、マニュアル作りの“過程”を覗き見ることができます。)
その他にも、「システム戦略」を打ち出すために必要不可欠なポイント、絶対やってはいけない注意点など、盛り沢山な内容です( ..)φ
例えば…↓↓
✓借金まみれだった著者が、会社を軌道に乗せることに成功した時に作った、ある「3つの文書」とは?(P-110~)
✓典型的な小さな会社が掲げる“成功できないスローガン”とは?(P-100~)
✓長続きする会社を作り出すための“5ステップ”プラン!(P-103~)
✓「リーダーの真の役割」を知り、会社の目標達成に役立つシステムを作り上げましょう!(P-101~)
✓会社が“どこに向かえばいいのか”わからなくなってきた?⇒なら、1枚の「戦略的目標」を作り上げ、会社の方向性がブレるのを防ぎましょう!(P-181~)(※付録Aにて、著者が実際に使っている“戦略目標”を参考にしながら作成していけます!)
✓社員の働きが安定しない?なら、社員の行動が迷わなくなる「行動指針」を定めましょう!(P-183~)(※付録Bにて、著者が実際に定めている「30の指針」を参考にすることができます!)
✓「長期的安定」+「成長」を生み出す《業務マニュアル》の作り方!⇒P-191から、「業務マニュアル“4つのカギ”」を知ることで、すでに実績のある“システム化の秘訣”を学ぶことができます。(※付録Cにて、著者が実際に使っている「業務マニュアル」が見れます!)
✓「業務マニュアル」なんか作っても、従業員が“厳守する保証”はないんじゃ…【NO!】⇒P-204から、スタッフが業務マニュアルを厳守する「4つの理由」をご覧ください!
✓なぜ、「業務マニュアル」を作ると、競合と差がつけられると言えるのか?⇒この理由は第11章にて!!
✓社員には、「作業の幅」を持たせ、少し自由にやらせたほうがいいよね?…ちょっと待った!安定したシステムを作りには、「作業プロセスを“徹底的に細かく分解した”ステップマニュアル」が必要になります!(P-190~)
✓なぜ、15年間“破綻寸前”だった会社が、16年目になっていきなり好転を遂げたのか?⇒これは、マーケティングや人材、プロモーションといったことよりも重要な「ある原則」に気づいたからだと言います。(P-65~)
✓自分が働かなくても稼ぎ続ける、完全“自動化”を目指すために作るべきたった1つのマニュアルとは?⇒これこそ、ひとりでに動く組織を「マシン」に変える真髄です。(P-203~)
③動き始めたシステムを「管理・コントロール」する!(改善プロセス)
最後に、『社長の生産力を上げるシステム思考術』では、
⇒打ち出したシステムの「管理・改善」の方法が学べます。
つまり、“システムのコントロール術”といった内容です。
とりあえず実践する…というのが、1番重要ですが、どんなことでも初めはうまくいかないものです。
なので、
エラーが起こった場合などの対処法、人材の採用・管理法…などなど、
システムが機能するまでの“継続的な管理方法”のアイデアはとても役に立ちます(^^♪
例えば…↓↓
✓会社の不安定な「システムを改善」に導く8つのポイント!⇒この8つを意識しながらシステム・テンプレートを作り上げることで、問題が起こった時などの“対処法の指針”となります。(P-164)
✓「システム化の実行」に“最もダメージを与える”たった1つのこと!⇒この教訓をしっかり心に留めておけば、困難に直面しても被害を最小限に食い止めることができます!(P-153~)
✓なぜ、「適切な人材を探す!」という思考を経営者が持つことは注意すべきなのか?⇒これは、「システム思考」を取り入れるつもりなら、心に留めておくべき教訓です!(P-250~)
✓「離職率」が非常に低い企業が、就職希望者に実施している“1つのテスト”とは?⇒これは、気まぐれで精神的に不安定な社員を遠ざけます。(P-187~)
✓【警告】人材を採用する時は、決して自分の気持ちや直感で判断してはいけません!⇒P-253の「人材を評価するための12の基準」を参考にして、面接のガイドラインを作り上げましょう!「システム思考」を共有できる人材を見極めることができます。
✓“システム化”に成功した企業の社長が教える「スタッフとのコミュニケーションの仕方!」⇒第18章にて!
✓円滑な「コミュニケーション・システム」を築くための10のテクニック!(P-274~)
✓従業員が“規則を守らない”ので困ってる?⇒なら、第17章の最後にある「会社の規則を破った社員にどう対処するか?」をご覧になってみてください。(仕事中にネットサーフィンしていた社員の処分の仕方など)実体験談の結果が語られているので、きっと「システム化」を目指す企業の“対処の方向性”がはっきりすることでしょう。
✓成功を収めた大企業のトップたちが「大半の時間を費やして取り組んでいる仕事」をご存知ですか??⇒これは、大口の取引のためでも、人間関係を深めるためなどでもありません!(P-251~)
✓「数字で測定できない問題」には、どう向き合うべき?⇒P-234から「影響力を測ることのできない問題についての対処術!」をご覧ください!
✓「やらない…」という選択をしたことで引き起こった“ミス”に気づいていますか?⇒P-226で「やらない」ことで引き起こされる“7つのエラー”を確認して、いつのまにか陥っている最も大きな障害を取り除きましょう!
などなど、今紹介してきた内容は、『社長の生産力を上げるシステム思考術』で学べるほんの一部です。
まだまだ「システム化」を目指してる人にとって、とても役立つ内容が盛り沢山でした(^^♪
【まとめ】『社長の生産力を上げるシステム思考術』【評価・レビュー・口コミ】
要するに、『社長の生産力を上げるシステム思考術』という本は、
これから、自分の会社を“システム化(自動化)”していきたいと考えている人にとっては、とても参考になる本ということです。
また、これまで重要性は感じていたけど、「いまいち“システム化”の方法が掴めてなかった…」という人にとっては、頭の中を整理させてくれるような一冊となることでしょう。
「どんな思考を持つべきか?」「どんな戦略を打ち出すべきか?」「どのようにコントロールしていくか?」
などなど、システム化に必要な情報をひとまとめにしてくれている、とても貴重な本です( ..)φ
「会社を1つのマシンにする!」
という著者の“自動化思考”に、少しでも興味を持ったのなら、ぜひこの本を手に取ってみることをおすすめします。
企業のシステム化を目指す人にとって、役立つ一冊であることは間違いありません。。
ダイレクト出版の「全額返金保証」について…
では最後に、『社長の生産力を上げるシステム思考術』の出版社であるダイレクト出版について、少し紹介していきます。
ダイレクト出版では、この本に《全額返金保証》という、購入者に“リスクフリー”の保証をつけています。
✓返金を決めるかは“じっくり読み込んでから”でOK!(90日間以内なので、どんなに読むのが遅くても心配ありません!)
✓「返金手続き」は“メール1本”でOK!(返金保証は、電話だけしか受け付けないってとこも多いですが、そんな恐怖を煽る方法は使ってません!)
✓「返金理由」をしつこく聞かれることなし!(申し出すると、脅し的な感じで理由を聞いてくる企業も多いですが、ダイレクト出版は、良い意味で結構ドライなのでこちら側としては助かりますw)
つまり、ダイレクト出版の《全額返金保証》は、購入する側にとって“本当にリスクがない”保証ということです。
ですので、もし『社長の生産力を上げるシステム思考術』に興味がある方は、安心してこの本を試してみてください(^^♪
小さな会社の98%は業務マニュアルを作っていない。
だからあなたが着手したら、あなたの“ライバル会社と差をつける”ことができるのだ。(※第11章より抜粋)