ザイオンス効果?…待って、本当に“単純”接触してませんよね?【ネットビジネスでの使い方】

 

ザイオンス効果って、本当に何回接触しても逆効果じゃないの?

“ザイオンス効果”というマーケティング用語を知り、活用しようと思った時に、考えつくのが、この不安ですよね。

ですが、これはそもそもが間違った発想なのです。

というのも、我々セールスパーソンにとって、「接触回数を制限する」という考えは、そもそもチャンスを減らす…ということを意味するので、ナンセンスだからです。

 

考えるべきは、、

どうやったら、ウザいと思われず、何度も接触できるか?

ということでしょう。

 

今回の記事では↓↓

何回宣伝しても、ウザいと思われにくいセールステクニック!

について紹介していきます。。

 

ビジネスで「ザイオンス効果(単純接触)」を使う前に、覚えておくべき1つの教訓!

まず初めに認識しておいてほしいのは、

「ザイオンス効果」は、単純な接触でも十分効果はあるのです。

 

現に、テレビCMで何度も会社名を耳にすれば、親近感が湧いてきますので、信用度は上がってきます。

 

人間関係もそうでしょう。

1度しか会わない人より、何度も会ったことのある人のほうが、信頼関係が築けますよね。(友達・恋人関係になった人との、接触回数は、絶対に1回ではないはずです。)

問題はここからです。

我々セールスパーソンの接触は、(対面であれ、WEBであれ)どうあがいても、直接的に利益を求める行動をしているということです。

これは、どう隠そうとしても、顧客側にバレています

(ちなみに、テレビCMは、間接的です。)

 

なので、ただ“単純”に何度も接触を繰り返していたら、、

ウザっ…」

と感じられてしまうのです!

 

でも、どうにかして接触回数を増やさなければ、成約など取れるわけもありません。

 

相手に気づかれにくく、かつ重要なセールスメッセージを伝える方法

実は、1つ方法があります。

それが、「重複」という、心理セールステクニックです。。

 

「ザイオンス効果(単純接触)」をネットビジネスで使うための「2つのメッセージ法則!」

セールスにおいて、重要な「何度もメッセージを発信」する方法は、大きく分けて2種類のやり方があります。

 

1つは、「繰り返し」というメッセージの作り方。

もう1つは、「重複」という方法です。。

 

それぞれの違いについて、簡単に解説しましょう↓↓

 

【例】ザイオンス効果の使い方①「繰り返し」

「繰り返し」の意味は、

同じことを何度も“同じ言い方”で伝えること

です。

 

少し、例をあげましょう。

「繰り返し」の例…↓↓

例えば、相手に「寒いです」という伝える時…

「寒いです。あそこへ移動しませんか?」

「寒いです。あそこへ移動しませんか?」

これが、「繰り返し」です。

つまり、同じことを“同じ言い方”で何度も言ってるだけなんですね。

 

これに対して、「重複」は…↓↓

 

【例】ザイオンス効果の使い方②「重複」

「重複」の意味は…

同じ意味のメッセージを“別の言い方”で伝えること

です。

 

例を挙げましょう。

「重複」の例…↓↓

先ほどと同じく、相手に「寒いです」という伝える時…

「寒いです。あそこへ移動しませんか?」

「少し冷えてきましたね。向こうの建物に行ってみませんか?」

これが、「重複」です。

つまり、同じ意味のことでも、“言い方を変えて伝えているのです。。

 

ザイオンス効果は「重複」を使えば、限界はない!~心理学者たちの研究結果~

今回の「繰り返し」と「重複」のザイオンス効果の比較例は、

少し単純すぎたかもしれません。

 

ですが、この「重複」の心理テクニックを使って、

うまくセールスメッセージに組み込むことで、ウザがられにくく、かつ消費者の心に刻み込む伝え方が可能になります。

 

※参考までに、ザイオンス効果の「重複」に対しての、心理学者の声を示しておきます↓↓

(「重複」は、)あなたの言いたいことをより早く、より正確に理解させることができる。(※参照:1983年、フーステル・シフリン・サラスーの研究)

「重複」は、見込み客に、話の最も重要なポイントを速いスピードで正確に思い出してもらえる。(※参照:1988年、マクルンニス)

(「重複」は、)話を頭に刻み込むことによって、あとになっても容易に思い出してもらえる効果がある。(※参照:1978年、キエラス)

 

「クロージングの心理技術21 お客を決断させるセールスの化学」【レビュー・評価】

実は、私自身、今回の「何度も繰り返し宣伝する」の正しいセールステクニックは、

クロージングの心理技術21 お客を決断させるセールスの化学」という本から学んだのですが、これは、とても役に立ちました。

 

WEB上でセールスメッセージを発信していくには、メルマガ・ブログ・SNSなどなど、

いろいろありますが、この「重複」心理テクニックは、意識するだけで、消費者の感じ方が全然変わってきますからね。

 

確か、この本のP112~紹介されてる「反復と重複」というテクニックでした。

今回、私が示した例は、わかりやすいように単純にしましたが、

⇒この本の中では、もっと長い文章で具体例が示されていました。

 

また、他にも、面白い消費者心理テクニックが盛り沢山でしたので、ぜひご覧になってみることをおすすめします。

これらには、日本ではあまり活用されていない、効果実証済みのテクニックなども紹介されていたので、とても参考になりますよ(^^♪

 

もし、もっと詳しくこの本の内容を確認する場合は、こちらをクリックしてご確認ください(/・ω・)/